いのうえちずの「崖っぷちだよ、人生は」

それはね。
起きる直前に、階段から足を踏み外す夢を見たか、
地震でグラッときた感じがしたか。

でも更年期も若干入ってるかも。
私も、「なんで今ドキドキしてる？」って思うときが。
でも寝起きでなく、日中だけど。

「老い」は確実に近づいているのねぇ、トホホ。

たいてい寝起きなんだよね～。
そんな変な夢ばかりでもなく、ただドキドキして目が覚めるという。

本格的な更年期になったらめんどくさいなー。
産後の不安定な感じが、さらに大きいのかな。
上がるなら、さっさと上がってしまいたいのだが。（超本音）
プロローグもエピローグもいらん。

もし私が婦人科医だったら、中高年の子宮がんの人に
「もう使わないから取っちゃいましょう。スッキリするよ」
とか、羊水が腐る発言で顰蹙をかった某下品な歌姫以上に
無神経なことを言いそうだわ。
乳がんの手術は、あからさまにボディイメージが変わるかも、
と思うと、怖い気もするけど、
子宮は表面的には見えないから、あってもなくても関係ないような。
男性の金玉とは、ちょっと違う気がする。

「もう女でなくなるみたいで、更年期は怖い」
と言ってた人がいたけど、
生物学的な性別も、ジェンダーも、
生理が上がったぐらいで変わるような単純なものじゃないと思うんだよね。
それは男性中心の間違った見方ですよと言ったけど、
その人に真意は伝わらなかっただろうな。
その人のダンナさんが「生理が上がると、女じゃなくなる」って
ハッキリ言ってるのを聞いた時には耳を疑った。
生殖行為以外、女性でいることの価値を認めない気なのだろうか。
「そんな無神経なことを言うから、奥さんが苦しむんじゃないですか」
とズケズケ言ったけど、その真意も、どうせ伝わってはいまい。
むしろ、ズケズケ言った私が無神経ってことになってるはず。

私の場合は、上がろうが、上がるまいが、私は私。
生物学的には女性で、血中オヤジ濃度は依然高め。
それでいいじゃん。でも体調が乱れるのはめんどくさいからいやん。