いのうえちずの「崖っぷちだよ、人生は」

掃除も洗濯も、毎日キッチリはムリでも、できることをする。
洗濯ものの山はなくなったし、
リビングも100％とは言わないけど80％くらいはなんとか見られる。
ＢＢＣとかＣＮＮを流しっぱなしにして、英語が耳に入る環境をつくる。
本当に、他人から見れば、しょーもないことです。
１週間つづけば、10日つづけば、１カ月つづくんじゃないか。
それくらいの気持ちで、誰にも認められなくてもいいや、と。
へこんだり、ふさいだりしそうな時も、「努力してる」と思えば気が楽だし。

でも、昨日は、「宿題強化月間」を経て、
ちゃんと宿題をやるというリズムが身についたと思っていた次女が、
実は最近また宿題をサボりがちだという指摘を担任にされたとパパに聞き、
がーんとショックを受けました。
またか。また私の至らなさが問題か。ちゃんとやれるようになったと思ってたのに。

細かく指示を出していたら、こどもは指示待ち人間になってしまう。
ウチに遊びに来る子どもたちの中には、
「何して遊べばいいの？」と、遊びの内容まで大人の指示を待つ子がいる。
こういう子って、仕事を始めたら「言われたことしかできない人」になるんだろうな、
と思うと、ちょっとぞっとする。自分の子には、自分で気づいて動ける人になってほしい。
でも実際に「指示待ち」の子どもに接したことのない人にはピンとこない話かもな。

「早くしなさい」「宿題しなさい」と言われるのはイヤだったし、
自分も言うのがイヤ。宿題をやったという達成感を覚えたら、
あとは自分でやるだろう。親の役割は指示を出すことではなく、達成感をくすぐることじゃないの？
なるべく自分でモノを考えて行動するようにと、
放任ではなく、一定の距離で見守っていたつもりでしたが。
その結果、実績が「宿題をサボる」では、そんな私の思いには意味がないらしい。

がちょーん。あーあ。

だめだめ、そんなことで凹んでたらキリがない。
誰にも認められなくても、小さなことから一つずつだぞ！＞自分！

というわけで、今朝は６時半に起きて（昨日は寝たの３時だよ、ぐっすん）
こどもたちを起こして（自分で起きてくれよ）
朝食にホットケーキを焼いて（私がハチミツを食べたかった）
こどもたちが出かけて（またイヤなこともあったけど）、
掃除機かけて、洗濯して（主婦なら当たり前と言われそう）。
取材に出かけて、ロクでもない対応のショップへ行き（まあ仕事にはいろんなことがある）、
ボクシングジムで体験ボクシングをさせてもらってガクガクのヘロヘロになり（でも面白かった！）、
シャワーを浴びる間もなく別のショップへ行き、
お昼くらいはおいしいものをと中華ランチを食べて、
銭湯へ取材に行ってオヤジの談話を聞き（江戸っ子トークがおもしろかった）、
なぞのバーへ行って取材して、えぼ鯛の干物を食べ（店の主がかっこいい青年で目の保養になった）
ネットカフェでメールチェックして色々対応して、
アイリッシュパブへ行ってバックギャモンの遊び方と英語の歌を習うという取材をして、
おいしいおいしいフィッシュ＆チップスをいただき（イモがまじうま！北海道の今金って品種だって）
ああもう今日はヘロヘロのクタクタです、と家に帰りました。

明日、私にできることは何だろう。小さな目標でも達成できるかしら。