次女曰く、
「もう中学生なんだから、ママのこともママって言うのも恥ずかしい。
特に沖縄に来てからは、学校でお母さんのことをママって呼んでるのは、ぷうちゃんだけなんだよ!
それなのに、ママは学校に来て、おっきい声で『ぷうちゃーん』ってぷうちゃんのことを呼んで、
お友達の前で自分のことを『ママは』って言う」
ふーん。お年頃なんだね。
「お年頃とかじゃなくて!もう中学生なんだからさー!」
そうなのだ。先日、パスポートの申請に行ったところ、
中学生にもなると、自分のサインは自分で記入しなければならないということで、
「どーしても今日申請してやる!」って日に、授業が終わるのを待ち構え、
教室へずかずかと入って行き、次女にサインを求めたのだ。
その際、次女を「ぷうちゃん」呼ばわりして、自分を「ママ」と言ったのが、恥ずかしかったらしい。
ちなみに、沖縄で母親をママ呼ばわりする人が少ないのもホントらしい。
長女は「でもさー、ママって、お母さんってキャラじゃないし、いいじゃん、ママで」とまぜっかえす。
実は少し前にも「ママ廃止論」が長女から提案され、
「ちずさん」など名前で呼ぶかということも検討されたが、
結局、それらは定着せず、ママがぶり返していたのだった。
次女は、長女にまぜっかえされたことも面白くない。
「もーーーー!ももちゃんは黙ってて!」
とブーブー言っている。
わし「じゃさー、学校では自分のことは、みんな何ていうわけ?」
次女「名前で言う。●●は、みたいに、自分を名前で言うんだよ、みんな。
でも、ぷうちゃんはそれ言えないから(名前で言う習慣がなかった)、
東京と同じように『うち』って言ってたら、みんなに『うちってヘンだよ』って言われた」
ママ的にも、第一人称が『うち』っていうのは、品がなくて好きではない。
だから少なくともママの前では『うち』とは言わない習慣で、次女はここ数年を過ごしてきた。
さらに、次女は学校でお友達に『訛ってる』といわれるので(笑)、『うち』は封印してしまったようだ。
わし「自分のことは何て呼ぶの?」
次女「うーん、だから…わたしって言うよ」
わし「わたし、かぁ。。。」
次女「だからママもぷうちゃんのことを、もうぷうちゃんって呼ばないで」
わし「いいじゃん、ぷうちゃんってカワイイのにー!」
次女「言っとくけど、
ぷうちゃんのことをぷうちゃんって呼ぶのは、
家族と、momotoの人たちだけなんだからね!」
そーか、わしがぷうちゃん呼ばわりする以上、へんしう部メンバーもぷうちゃん呼ばわりするわな。
次女「choji兄さんも、コウキも、ぷうちゃんって言うけどさー (-_-; もう、ぷうちゃんって年じゃないもん」
それを聞いていた相方が、次女に聞いた。
「それやったら、何て呼んでほしいんや?ぷうちゃん、もしガイジンやったら、何て呼ばれたい?」
おい、その設問、おかしいだろ。ヽ(;´Д`)ノ
次女「メ、メロディ かな…(๑◕ฺฺܫฺ←๑ฺ).」
お、お前もモジモジ答えるか、その設問に!Σ(゜Д゜)
相方「メロディか、ええなー(笑)」
次女「カワイイかなと思って」
相方「カワイイやん。ほな、ももちゃんは何て呼ばれたい?」
長女「エリザベス」
…エ、エリザベス? ( ̄□ ̄|||)
わし「なんでよ?」
長女「前に学校で、友達とふざけててミドルネームをつけたことがあってさ、
ももちゃんはエリザベスってことになったんだよ」
わし「リズとかリジーでいい?エリザベスって呼びにくい」
長女「ベティでもいいよ」
…ベ、ベティ((((゚_゚))))
長女「ママは?ママはさ、スージーって感じじゃない?」
相方「スージーか(笑)」
次女「スージーがいいよ~!似合う~!」
…ス、スージー -_-;
相方「ええんちゃう?メロディで。な、メロディ?」
次女「うん(^ー^)ノ♪」
そして次女は、長年愛されてきた「ぷうちゃん」というニックネームを捨て、
「メロディ」と名乗るようになったのだった。
…思春期、め、めんどくさい。
そのメロディが、本日、東京から帰ってきます。