総員玉砕せよ!
いやー、リアリティあったわ~。
『総員玉砕せよ!』 水木しげる・著
水木しげるの体験をもとに、ちょっとフィクションの入った戦争マンガです。
前に紹介した『ラバウル戦記』と、ネタ的にかぶる部分はあります。
兵隊の日常を、ありのままに書いている(んだろうと思う。)マンガで、
「だから戦争はいけません」とか決まりきった正解を押し付けていないところが良い。
南方の戦場で、ああやって死んでいった人が大勢いたことは、
なんとも言えず、やりきれません。
「朝鮮ピー」(朝鮮半島出身の慰安婦)や
「縄ピー」(沖縄出身の慰安婦)のいる慰安所に、
長い行列ができたりしている描写も含め、
なんとも言えないわけですよ。
amazonの誘惑に勝てない私は、この後、水木しげるの自伝も読んじゃいました。(つづく)
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