久高島なんちゃって紀行(1)
今年は旧正月と日曜日が重なったこともあり、久高島行きの船は、めちゃ込みでした。
あざまの船着場・チケット売り場には長い行列ができていて、
「こ、こんなに人が行ったら、島、沈むんじゃない?」と思うほどの大盛況。
40手前の熟女コンビ、nanoちんと私は何とか船に乗り込みました。
神の島・久高島って言いますよね。
確かに、島に着いた時、ふわ~っと広がる音が聞こえた気がした。
「おお、私、これがちゃんと聴こえるようになったらスゲー鴨」
と思ったところで、一気に現実の音が耳に入る。醒めた。
現実の音。
そりは外間殿で行われていた、盃取(シャクトゥイ)のために演奏されていた唄三線。
宿に荷物を置き、音を頼りに外間殿を探す。
神行事中禁ズ。
この看板を見て、私たちはクルリとUターンした。
すぐそこで音は聴こえるけれど、入口は別にあるんだな。
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